ニュース

【新製品】島津製作所/音声操作装置を世界で初めて搭載!
精密万能試験機「オートグラフAGX-V2シリーズ」

オートグラフAGX-V2シリーズ

  

AGX-V2シリーズ

「オートグラフAGX-V2シリーズ」は、世界で初めて音声操作装置を搭載した試験機です。
標準付属の音声操作装置「XV-Talk」を使用することで、試験効率や利便性が向上するとともに、動作時の音声による注意喚起によって安全性の向上を実現します。また、本シリーズでは、標準モデルに加えて新たに「大型カラー液晶タッチパネル搭載モデル」「試験空間幅広モデル」「制御装置別置きモデル」などのラインナップが加わり、より多様な顧客ニーズへ対応できるようになりました。
島津の主力である従来機種の高い測定精度や広い精度保証範囲をはじめとした、世界最高性能・機能を受け継ぎつつ、より正しく安全な試験環境を実現します。

※ 「オートグラフAGX-Vシリーズ」

  

AGX-V2 3つの特長

1. 試験機として世界初の音声操作装置搭載
音声操作装置「XV-Talk」を標準搭載します。従来はボタンで操作していた「試験の開始」「ピーク値(試験結果)の表示」「試験後に開始点へ戻る動作」など25種類の動作について、音声で指示できます。また、日本語・英語・中国語に対応しており、オペレータの「試験開始」「実行」など特定のキーフレーズに対して、装置が音声で返答します。音声指示を使用する動作は、顧客の業務フローに応じて選べます。装置の音声による注意喚起によって試験の安全性が高まるほか、経験の浅い人でも迷わず操作でき、利便性が向上します。
オートグラフAGX-V2シリーズ

音声操作装置「XV-Talk」操作イメージ図

2. 多様なニーズに応じてラインナップを拡大
標準モデルに加えて、「大型カラー液晶タッチパネル搭載モデル」「試験空間幅広モデル」「制御装置別置きモデル」などをラインナップします。「大型カラー液晶タッチパネル搭載モデル」は、「多くのサンプルを短時間で効率よく試験したい」という品質管理部門の要求に応えます。試験データやグラフをコントローラ上のタッチパネルにリアルタイムで表示するため、PCレスでの運用が可能で、試験効率が向上します。「試験空間幅広モデル」は、試験空間幅を600mmから1000mmに拡大しています。従来、車のシートなどの大型部品は切断して試験していましたが、本モデルを用いると実物サイズのまま試験できます。また、「制御装置別置きモデル」は、輸送機器の強靭化・軽量化のための新素材開発に役立ちます。「複合材が破断した際の粉塵の浮遊」や「高強度鉄鋼材(超ハイテン材)の破断時の衝撃」による電子部品の故障を防ぎます。
3. 「オートグラフAGX-Vシリーズ」の世界最高性能を継承
従来機種「オートグラフAGX-Vシリーズ」は、指示値のプラスマイナス0.3%以下の高い試験力測定精度や、ロードセル容量1/1~1/2000の広い測定精度保証範囲、競合比2倍のデータ取得が可能なサンプリング速度10kHz、ひずみ測定などに対応する外部入力ポートを最大20chまで増設できる高い拡張性、といった世界最高の機能・性能を実現してきました。本シリーズも引き続きそれらの最高性能を提供し、試験業務の効率化・正確化に貢献します。
  
  

お見積り・お問い合わせ

※掲載されている内容はすべて発表日当時のものです。その後予告なしに変更されることがありますのであらかじめご了承ください。

Top of This Page