GFR測定の革命児!~Transdermal mini GFR Monitor~ アズワン
小型動物用糸球体濾過量(GFR)測定装置
「マウスやラットのような小動物の腎機能を測定する際、どのような手法で行われていますか?」
従来の方法では、トレーサー分子を実験動物に投与後、その濃度を測定するために複数回の採血や採尿が必要で、実験動物の負担になるものでした。
MediBeacon社 Transdermal mini GFP Monitorは、小動物の背中に貼り付けることで経時的に腎臓機能を測定する前臨床研究用の装置です。
経皮的にFITCの蛍光を検出することで、非侵襲的にGFRを算出することが可能です。
腎臓機能の測定や基礎データの収集のみならず、腎臓毒性の評価、新規薬剤候補の探索にお使いいただけます。
特長
従来法のような小動物からの採血・採尿を必要としません。また、採取した血液・尿の生化学的アッセイ作業や解析用の分析機器を必要とせず、効率的に前臨床試験を計画・実施することが可能になります。
実験操作概要
- 専用パッチで本体をマウス・ラットの背中に装着
- 尾静脈注射によりFITC標識済シニストリンを投与
- 測定データを取得、その後データをPCへ転送し保存
- 専用の解析ソフトウェアで測定データを解析、GFRを算出
詳細
※掲載されている内容はすべて発表日当時のものです。その後予告なしに変更されることがありますのであらかじめご了承ください。